入塾の目的は?

今回も学習塾の選び方のポイントについてお話していこうと思います。

学習塾の指導方針

まず入塾目的を明確にしていただくことが大切です。
例えば、中学受験が目標であれば、中学受験の実績・ノウハウを持っている塾を選ぶことになります。学校の授業についていけないお子様であれば、集団・個別を問わず「補習型」の塾を選んでいただいた方がお子様も取り組みやすいと思います。そのうえで集団か個別を検討いただく方が考えやすいと思います。
また小学校低学年のお子様の場合、漢字・計算に特化したいというご要望であれば、問題演習が中心となりますが、公文式などの繰り返し学習を選んでいただくのも一つの選択です。

学習塾の指導内容

塾によって「解説中心」、「演習中心」、「解説+演習」の構成となります。また120分指導とあっても実際の授業が60分、自習時間(または演習時間)が60分の合計120分指導の構成をとっている塾もありますので、お子様にはどのタイプが合うのかを検討していただくことも塾選びの重要なポイントになります。

指導の一例

A塾 90分指導:90分間ずっと先生がついてくれている
B塾 90分指導:60分指導(先生がついている)+30分演習(定着・復習のための自習)

自学の習慣がついていないお子様にとって、または質問ができないお子様にとって、30分の演習時間中にわからない問題で止まってしまうケースがあり有効に使えないことも考えられます。体験授業等で入塾時に納得いくまで確認していただいた方がいいでしょう。

学習塾の料金を比較してみる

料金ですが、まず入塾時にかかる経費についてお話します。

入塾金+教材費+テスト費+管理費(おもに冷暖房費などの教室の管理費として)等がかかります。また年間にかかる経費を一度に支払う塾、何度かに分けて支払う塾があります。諸経費の金額、支払い方法・回数については塾によって差がありますから、パンフレット等で確認して下さい。

毎月の授業料

月々の受講費については、少人数で受講する個別塾の方が集団塾より高い傾向にあります。また個別塾の中でも1:1指導の方が1:複数指導の塾よりも高くなります。

特別講習の費用

多くの塾は月々の受講費とは別に春・夏・冬等の特別講習会受講費が必要になりますが、受講を入塾条件に含めている塾もあります。また講習会受講費は申込後に支払う場合と年間の経費に含まれている塾もありますのでこの点も確認が必要です。

指導時間は何分?

集団塾・個別塾ともにですが、受講費の金額だけをみるのではなく、1コマが何分指導なのかを確認しておくことも大切です。(45分/60分/90分などのケースがあります)

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